こんにちは、アクティブレポーターのGOです。
皆さんは、温泉旅行に行かれた際、どのように過ごされていますか? 現役時代は「せっかく来たんだから」と、名所旧跡をあちこち巡って夕方遅くに宿に到着…という慌ただしい旅ばかりでした。
しかし定年を迎えてからは、観光はそこそこに切り上げて、宿でのんびり過ごす「何もしない贅沢」の本当の価値がわかってきたような気がします。
そんな「おこもり滞在」に、私の大好きなスポーツ観戦を掛け合わせると、これ以上ない至福の時間が生まれます。
今回は、昨日の大相撲千秋楽、あの若隆景関の劇的な優勝決定戦を旅館で楽しんだ私の「おこもり観戦スケジュール」をご紹介します。
15:00 チェックイン&至福の一番風呂

今回宿泊したのは、私の好きな温泉の一つである伊香保温泉の森秋旅館さんです。
伊香保温泉は、自宅から車で1時間半ほどで行けるので丁度いい温泉街です。今回は観光というよりも温泉に浸かって大相撲を観戦することが目的でしたので、昼食を済ませてから自宅を出発しました。
日曜日の日中で道路が空いていたので、高速道路を使わなくても1時間半かからずに到着しました。
おこもり観戦の鉄則、それは「15時少し前に宿に到着して、15時にはチェックインすること」です。宿によっては、部屋の準備ができていればチェックイン時間前に部屋に入れることもあるので、私はチェックイン時間少し前に宿に到着するようにしています。
宿に到着したら、まずは荷物を解いて大浴場へ直行します。まだ日が高く、外が明るいうちに入る温泉の、あの優越感といったらありません。誰もいない広い湯船で手足を思い切り伸ばし、移動の疲れをじんわりと洗い流していきます。
この一番風呂は長湯せず、サッと上がるのがポイントです。なぜなら、この後に「メインイベント」が控えているからです。
15:30 湯上がりビールと大相撲千秋楽の大熱戦!
風呂から出た後、部屋へ戻る途中で缶ビールを購入しました。部屋に戻り、パリッとした浴衣に着替えたら、まずはビールを開けます。プシュッという心地よい音とともに喉を潤す一杯目は、まさに極楽です。
大相撲の幕内の中継は大体16時からですが、千秋楽は取組後に表彰式などの行事があるので、30分繰り上がって、午後3時半からはじまります。この為、一番風呂は長湯できないのです。
テレビをつけると、ちょうど大相撲の幕内中継が始まっていました。温泉宿の和室と大相撲中継の相性は、本当に抜群なんです。
今回は千秋楽まで、5人の力士に優勝の可能性があったので、幕内後半戦を見逃すわけにはいきません。
まず、義ノ富士が勝って優勝の可能性をキープしましたが、次の若隆景の取組で、若隆景が勝ち、この時点で義ノ富士の優勝の可能性は無くなりました。優勝の可能性があるのは、結びの一番に登場する大関の霧島だけです。
そしていよいよ結びの取組、霧島vs宇良。この一番は霧島の圧勝でした。さすが大関ですね。
これで、小結・若隆景と大関・霧島の優勝決定戦にもつれ込むという、大相撲ファンにはたまらない展開になりました。
この時点で缶ビールは既に2本目も空に近くなっていました。湯上がりのビールはおいしくて、ぐいぐい飲んでしまいますね。
そして迎えた優勝決定戦。本割の取組では霧島が勝っていましたが、どうなるのか?わくわくでした。
仕切り時間一杯となって、息を呑む立ち合いから「よーい、はっけよい」。テレビの前の私も、ビールを持つ手に思わず力が入ります。
強い若隆景。立ち会いで有利になった若隆景が一気に霧島を土俵の外へ押し出し、若隆景の優勝……!
旅館の静かな部屋で、思わず「おおっ!」と声が出てしまいました。風呂上がりのほてった体にビールを流し込みながら、日本の国技の大相撲を観戦する。それも自宅でなく、温泉宿でテレビを見るというのは、また格別です。
18:00 地酒と美食、そして夜の温泉街散策
大相撲の興奮冷めやらぬまま、夕食の席へ向かいます。
旅館の食事には、やっぱりその土地の地酒が一番ですね。ビールは大相撲観戦しながら飲んだので、夕食では最初から地酒をたのみました。
美味しい料理とお酒を味わいながら、心の中では「若隆景の25場所ぶりの優勝は感激したなあ」と優勝の余韻を楽しみました。
夕食の後少し休憩をしてから伊香保の温泉街へ。カランコロンと下駄を鳴らしながら、石段街を歩きながら夜のお供になりそうなおつまみを探すのも楽しみの一つです。

宿に戻ったら、「二番風呂」へ。一番風呂とは違い時間に余裕があるので、ゆっくりと長湯できました。
23:00 夜のスポーツニュースで「昼間の興奮」を再体験
温泉旅行の夜はまだまだ終わりません。買っておいた地酒とおつまみで、夜のスポーツ番組をハシゴするのがおこもり観戦の「延長戦」です。
各局のスポーツニュースで、若隆景関の優勝決定戦のダイジェストをもう一度見ながら、「やっぱりあの立ち合いの鋭さが勝負を分けたな」と、誰も聞いていない一人解説会を開催します(笑)。
旅館の静かな夜長に、昼間の感動を二度、三度と反芻する。日常の喧騒から離れた場所だからこそ、スポーツの感動がより深く心に沁み渡るような気がします。
まとめ:スポーツカレンダーに合わせて宿を取る贅沢
温泉旅行というと観光がメインになりがちですが、「見たい試合がある日」にあえて温泉宿を予約するというスタイル、私は強くおすすめします。
大相撲の千秋楽、サッカー日本代表の重要な一戦、あるいは贔屓のチームの優勝がかかった試合。そんな特別な日を、極上の温泉と美味しいお酒とともに迎える贅沢は、一度味わうと癖になりますよ。
次の温泉旅行は、ぜひお気に入りのスポーツカレンダーに合わせて計画してみてはいかがでしょうか?
